ONE PIECE|海賊王ゴールの謎

なぜロジャー何故諦めたのか?

シルバーズ・レイリーと出会った時の若き日のゴール・D・ロジャーは、い主きなりレイリーに向かって「おれと一緒に世界をひっくり返さねェか?」と言っていた。
ロジャーが後に偉大なる航路を制覇したのも、死に際の一言によって大海賊時代の幕を開けたのも、彼が世界をひっくり返したいと思っていたためなのかもしれない。
そして、ロジャーが世界をひっくり返したいと思うようになったのは、彼が「Dの意志」の持ち主だったからなのであろう。

「D」とは何かということについてロジャーから聞かされていた白ひげエドワード・ニューゲートは、その死の間際に「あの宝を誰か見つけた時・・・世界はひっくり返るのさ、その日は必ず来る|。ひとつなぎの大秘宝は実在する」と言っていた。

おそらくロジャーは誰かが見つけた時に世界がひっくり返る宝=ひとつなぎの大秘宝を、自分と同じように「Dの意志」を継いでいる者に見つけ出させて、世界をひっくり返させるために大海賊時代の幕を開けたのであろう。

そうだとすれば、レイリーに「おれと一緒に世界をひっくり返さねェか?」と言っていたロジャーは、自分自身で世界をひっくり返すことは諦めていたということになるわけであるが・・・それは一体なぜだったのだろう?

まず最初に思い浮かぶ理由としては、病に体を蝕まれていたロジャーには、世界をひつくり返すだけの時間が残されていなかったということだ。
ただ、この場合、疑問になってくるのが、レイリーや他の仲間たちに自らの意志を継いでもらい、彼らに死にゆく自分の代わりに世界をひっくり返してもらうという選択はできなかったのかということだ。
もしも、世界をひっくり返すことができるひとつなぎの大秘宝を手に入れていたとしたら、そういう選択もできたのではないだろうか?

そうしなかったのは、ロジャーがひとつなぎの大秘宝を実は手に入れてはいなかっったからだろか?

それは十分に考えられることである。世界をひっくり返すことができるひとつなぎの大秘宝を手に入れていたら、仲間にそれを託し、病のためにもう長く生きることはできなくなっている自分の代わりに仲間たちに世界をひっくり返してもらうこともできたであろうから。

また、ロジャーはひとつなぎの大秘宝を手に入れてはいたが、それを使って世界をひつくり返している時間はなく、彼の仲間たちにはひとつなぎの大秘宝を使いこなせる者がおらず、それを誰にも託すことができなかったなどということも考えられる。

ただ、この場合、ロジャーの仲間の中にはひとつなぎの大秘宝を使いこなせる適性を持つ者がいなくても、仲間たちに適性のある者を探させればよかったのではないかという疑問が生じてくる。
大海賊時代の幕を開けるよりも仲間にひとつなぎの大秘宝を使いこなせる適性を持つ者を探させた方がずっと手っ取り早かったはずだからだ。

それなのにロジャーが大海賊時代の幕を開けるという、まどろっこしいようにも思える手段を選択したのは、ひとつなぎの大秘宝を使いこなせる適性を持つ者は探し出すことなどできないからだろうか・・・。もしも、そうだとすればひとつなぎの大秘宝は、相当に使い手を選ぶということになるが・・世界をひっくり返すような力を持つようなシロモノならば、そのくらいでなくては困るのかもしれない。

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